披露宴で使用するBGMや映像。「どんな曲で入場しようか?」「プロフィールムービーにこの映像を使いたい!」 と選曲したり映像制作するをことは大変ながらも楽しいものです。しかし、ここで1つ気をつけていただきたいことがあります。『著作権の侵害』をしてしまってはいないでしょうか?
そもそも音楽を作った作者やレコード会社には著作権が与えられています。
披露宴会場で音楽を流すには、著作権の「演奏権」に関する手続きが必要となります。その著作権料は多くの場合ホテルや式場で支払っていますので、心おきなくお好きな楽曲をお選び下さい。
ただし、気をつけていただきたいことは・・・
披露宴にて使用する為に無断でCDやDVDなど記録メディアに録音・録画すると、作成したお客様が著作権侵害 を問われる場合があります。著作権を侵害すると民事上の責任(損害賠償の支払いなど)とともに刑事の責任(最大で10年以下の懲役、または1000万以下の罰金もしくはその両方)を科せられる可能性があります。
音源や映像が市販されていると知りながらインターネット上から無断でダウンロードすることは犯罪です。(例えば、無許可で映画のワンシーンを取り入れたオープニング映像や余興映像を作るなど) それに加えて、違法でダウンロードした曲は音質が悪いことが多いのです。パソコンのスピーカーで 聴くと気にならないかもしれませんが、会場スピーカーで聴くと顕著に音の劣化がわかります。せっかくお気に入りの曲でふたりの披露宴に花を添えるわけですから、著作権も音質もクリアな音源をご使用くださいませ。
2012年10月より新しく『私的違法ダウンロード』が罰則化され、個人で楽しむためであっても違法ダウンロードをすると罰則が科せられるようになりました。YouTubeやファイル共有ソフトから、自分のパソコンやモバイルにダウンロードすると2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金またはその両方が科せられる可能性があります。